2017.04.26

パティシエ界の巨匠、フィリップ・コンティチーニが満を持しての銀座進出 !

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2017年4月20日10:30のグランドオープンを前倒しして10:20にオープンした『GINZA SIX』。新しい銀座をイメージしたコンセプトは関係者以外は一切オフレコ !という前代未聞の鳴り物入り。”いったい、ここに何がオープンするんだろう? “ そんなワクワク感が銀座六丁目という超プレスティージュなエリアで、いよいよその幕を切った。

地下2階のフードエリアには世界中からのブランドが立ち並ぶ。その一角にどんと構えるようにフィリップ・コンティチーニのショップはある。彼のトレードカラーでもあるモーヴ(薄紫色) をベースにしたシックな装い。今回のオープンに最初から最後まで立ち会った私は、フィリップが長年温めてきた構想をできる限り日本の消費者に理解してもらえるよう腐心した。「寿司のカウンターをイメージしたい !」。もう10年以上も通い続けている日本で、彼がもっとも感動しているのは寿司職人の手仕事。お客様の目の前で新鮮なたねだけをささっと握り瞬時に食べてもらう。そんな仕草をパティスリーでも表現できないだろうか?

こうして出来上がったショップ、長いカウンターには必要な食材だけが並んでいる。そしてお客様の目の前でパフェやアシェットデセールが次々にクリエイトされていく。その手さばきには一切無駄がない。そう寿司職人のように。その時の気分によって、あるいはシーズンによって様々な食材が登場する。”味の伝道師”の異名をとるだけに、その複雑な味覚は口の中で思いっきりはじける。

パリのパティスリー業界の重鎮、たくさんのスターパティシエたちが誕生する今日の菓子業界において、フィリップの存在は別格だ。そんな彼のデザートが銀座でもいただける。お客様と直接、触れ合いながら少しでも共有した時間を過ごしたい。普段見ることのできない菓子職人の厨房に一歩足を踏み入れたようなワクワク感、そこで繰り広げられるモノづくりのライブ感に貴方も浸ってみませんか!

写真  20年来、一緒に闘い続けてきた(!) ”闘士”でもあるフィリップとツーショット。世界でも初めて彼の名を冠した第一号店のオープンに心から拍手をおくりたい。『GINZA SIX』を飾る草間彌生のインスタレーション”南瓜”のバルーン。

 

 

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2017.04.14

さくら、あぁ、さくら!

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四季折々の花が咲き乱れる日本列島、中でも私が一番好きな季節は何と言っても春だ。春といえばピンク色。それはきっと桜の花からイメージしたものだからだろう。ソメイヨシノの淡いものから、シダレザクラのちょっと個性豊かなしっかりとしたピンク色まで、実にその微妙なバリエーションは目にも鮮やかだ。いまが見ごろの日本の桜、こうした日常生活の一コマ一コマに誰もが楽しめる桜の存在感、そのポピュラーさこそが日本人に愛される理由かもしれない。

写真 神奈川県湯河原町でみつけた桜の光景、みんながそれぞれの方法で桜を楽しんでいる姿が微笑ましい。

 

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  • 南谷桂子
    vinetculture@wanadoo.fr
    フランス在住
    株式会社ワインと文化社
    代表取締役・ディレクター

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