2010.05.25
パリのシャンゼリゼが一夜のうちにお花畑に変身してしまった!「オー、シャンゼリゼ、オー、シャンゼリゼ・・・」、あの有名なシャンソンでもお馴染みの花のシャンゼリゼ大通りが文字通り、本当にお花畑になってしまった!22日の夜から23日の明方にかけて2000人の若い農家のボランティアやフランス・ボア・フォレ(フランス森林協会)の人たちがトラクターで野菜や果物、オリーヴやブドウの木などを植えた。勿論、牛や山羊・羊なんかも忘れない。
24日は精霊降臨祭、休日とあって凄い人の数。若い人から結構シニアまで、みんなとても楽しそうだ。サルコジ大統領もカーラ夫人を伴って飛び入り参加。来ている人たちを驚かせた。「ナチュール・キャピタル」、自然環境都市パリを目指して、もう一度、農業を見直そう!そんなイベントだ。「若い農民」協会代表のウイリアム・ヴィルヌーヴさんも「農民というと、いつもアグレッシブなストばかりやってるイメージですが、でも本当はそうじゃない。自然は人を和ませてくれるもの。もっと農業を身近に感じて欲しい」。
1990年に”グランド・モアッソン”という大稲刈りをしてから早20年。今年はキャピタルをカンパーニュ(田舎)に変えてしまった。果たして次回はどんなサプライズをしてくれるのか?中途半端じゃない、このスケールのでっかさ。まさにフランスの農業大国たる所以だ。今からなんだか、もうワクワク。待ち遠しい。