2016.11.24
見事なチョウザメ、そしてゴージャスな生ガキ! クリスマスを飾るにふさわしい風物詩、フランス人が大好きな食材だ。じっくりと熟成されたキャビア、そのとろけるような食感がたまらない。キリリと冷やした生ガキを白ワインでキューっといただく! まさに至福のひと時である。
先週、パリのホテル・ムーリスで開催された「LES PLACES D’OR」というプロ向けのデザイン& 高級パッケージの見本市に出かけた。会場中央でひときわ目立ったのが、このブース。思わず「お~、試食ができる!」と大勢の人たちが取り巻く中、よくよく目を凝らしてみると何とすべてが「布製」だ。それはイミテーションを超えて、もう限りなく本物に近い芸術作品である。日本でも大衆レストランの軒先には蝋で創った料理サンプルがたくさん並んで訪れる人たちを目で楽しませてくれるが、こちらはもっとリアル。手に取ってみると作者の” 温もり”さえ 感じられる。
クリスマスの夜、こんなオブジェを部屋に飾って過ごすのも楽しいかな・・・・。でもお腹がグググッ~~~~と鳴ってしまいそう!
写真 「LES PLACES D’OR – Salon du design & Packaging de luxe」は年に一度、業界関係者が一堂に出会える展示会。ジュアリーや香水、ショコラなどひとつひとつ職人が丹念に創るパッケージは、もうそれだけで芸術作品といえる。http://www.lesplacesdor.com