2016.01.16
メディチ家のおひざ元、フィレンツェはイタリアルネッサンスの栄華を今に残す古都として世界中の観光客が訪れる街だ。ドゥオモや宮殿、最新ファッションブティック、美味しそうなレストランが所狭しと並んでいる。そんな街の中央に位置する”CENTRALE” (Mercato Centrale Firenze)では一階はデイリーの惣菜を扱っている店が立ち並び、2階にはフードコートが観光客を集客している。
「ヘルシー・グッド・テイスティー」を合言葉に、フードコートの各ブースでは肉や魚・チーズにワイン、そしてエスプレッソのカフェなど、それぞれのこだわりで食を提供する職人さんたちの情熱やモノづくり、ノウハウなどが中途半端じゃない活気で伝わってくる。食を愛する人たちが集まった場所だから、食べに行く人たちの気合もすごい。そんなブースの脇で”LA SCUOLA DI CUCINA Lorenzo de Medici” という料理教室が目を引いた。そこではイタリアン・マンマのような風情の先生がホームパスタを生徒たち(女性だけのクラス?)に教えている。黒いトックとタブリエという、またまたお洒落な出で立ちで、1時間30分で様々なパスタの作り方を教えてくれる。
パスタ好きの日本人もフィレンツェ観光のついでに立ち寄ってみたらどうだろ。旅の思い出として是非とも本場のパスタ造りをお土産にしたらステキだと思うのだが!!
写真 ”LA SCUOLA DI CUCINA Lorenzo de Medici”と書かれた窓越しからみた料理学校の風景。着用しているコックコートや黒のトック・タブリエはさすがイタリアファッション。そのセンスの良さが伝わってくる。