2015.07.15
7月14日はパリ祭。毎年恒例の花火大会がエッフェル塔を舞台に繰り広げられる。今年は何と50万人の人たちが、この花火を一目見ようと周辺に集まった。2024年のオリンピックにはパリも候補地として名乗りを上げたことから、今年はパリ市長の肝いりで、花火の開始とともに” 2024 JEUX OLYMPIC “の文字がエッフェル塔に映し出され、多くの歓声で盛り上がった。
7月14日を意味する” キャトルズ・ジュイエ ” とパリ祭のことをストレートにフランス人はそう呼ぶ。朝、シャンゼリゼ大通りでの軍隊パレートにはじまり、続いて大統領のTVインタビュー、そして夜はシャンドマルスでフランス・フィルハーモニー・オーケストラによるライブのクラシックコンサート。それが終わるや否や、この花火大会で一日満載のプログラムもお開きとなる。そして、この日を境にしてフランス人の多くがバカンスに出発する。パリジャンのいなくなった閑散としたシーズンの到来だ。とは言っても、最近は世界中からの観光客がたくさん訪れるので、パリは逆にまた別の顔に変身する。
写真 フランスの花火集団といえば『Groupe F』、彼らのアーティスティックな芸術性の高さには目を奪われる。音楽に合わせて色とりどりのスペクタクルが約30分近くも見ることができる。まさに夢のような超スペクタクルに観衆は釘付けに。