2013.01.29
『京料理 たか木』の高木一雄さんと『レストラン フレデリック・シモナン』のフレデリック・シモナンさん、二人のオーナーシェフが奏でるコラボレーションランチが1月24日にパリで行われた。昨年、偶然にパリの厨房で知り合ったふたりは、その出会いのきっかけともなったゴマ豆腐で”白アスパラのゴマ豆腐とグリーンアスパラのソース” のアミューズを披露。日本の伝統文化「弁当」をテーマに百合根とフォアグラ、だし巻卵に黒トリュフ、74℃の卵黄、甘酢の蕪椿仕立てなど6種類の前菜が輪島塗の器に美しく盛りつけられた。メインディッシュはアンコウと鴨。前者は備長炭による炭火焼、後者は炊くというそれぞれ日本料理独特の火入れで調理したあと、ソースは柑橘系、レーズンやすぐりの実など完璧なフレンチに早変わり。フランス人ジャーナリストたちも若いジェネレーションのコラボレーションに満場の拍手を送った。
このふたりの料理コラボ、一般のお客様を対象にしたフェアは6月4日(火)から8日(土)までパリの『レストラン フレデリック・シモナン』で開催される。詳細についてはまた改めてブログでお伝えします。